今週の展開は

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週末のNY市場ではニューヨーク証券取引所、アメリカン証券取引所、ナスダックの3市場の出来高は約88億株でしたが、フェイスブックが5.6億株ありましたし、また当日は現地のSQになりますので、それを差し引くと実質は前日より若干少なかったかと思われます。>>>>Ranking

フェイスブックが無事IPOとなり、ウォール街の関係者はほっとしているところと思われますが、当日にNASDAQからの情報伝達システムに不備があったようで、その影響からか、多方面で売買が控えられたようです。

今回は10年に一度の大型IPOでしたので参加することに意義があり、NYの証券界としてもなんとか体裁を整える必要があったわけですが、急上昇とはならないまでも何とか株価を維持したことで面目は保ったといえるようです。

さて、NASDAQでは週足が3本の連続陰線。13週移動平均線は世界的に下を向いていますので、週足ベースでの下げが引き続き確認されております。
S&P500種において、リーマンショック以降に13週移動平均線が下を向いたときにはその修復には概ね4〜5ヶ月程度を要しており、今のところ何かが大きく変わるわけでなければ細かいところをみてあれこれ考えるよりも、まあそんなものだとうという程度で見るほうがストレスも無く得策なように感じます。>>>>Ranking

昨日も書きましたとおり、巨大な船はすぐに舵をきっても動きませんが、今回も小型船はリスクへの予兆を察知して早めに方向を転換しました。
ただし、次回に外海にでるときは小型船は大きな船の後に続くことになるでしょうから、日経平均の大底当てクイズに参加してもあまり意味が無いように感じます。

外人が買わない時間ではどんなに好材料があっても反発力には限界がありトレンドにはなりにくいことは昨年後半ですでに学習したはずですので、外海に出るための点検確認項目においてどの条件になれば自分が確認できるかを整理しておく程度でよいのかと思います。それが出来れば「芽」が出たことがわかるきっかけとなると思いますがいかがでしょうか。>>>>Ranking

逆に、今のところ底が気になるのは株を持ったままになっている個人投資家だけであり、その場合は概ね日柄を無視した意見になりがちです。
ここから先は一旦時間が重要になるのでこういう方の底当ての話は横に置き、今週の展開となればその日柄がメインの話となるように考えております。

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兜 昇一郎兜昇一郎  at 09:08  |  この記事をクリップ! 週末シリーズ  

今週のまとめ

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昨日フェイスブックが無事IPOとなり、ウォール街の関係者はほっとしているところと思われます。
日本と米国ではIPOの仕組みが違い、日本は公募売り出しとなる上場日から株の流通が一斉にスタートしますが、米国(韓国等も)では、Underwritingという言葉そのものに上場日以前に一旦発行企業から株を買い(在庫として仕入れ)、一般的に市場で流通する以前に機関投資家などに販売を行い、その機関投資家たちは相対取引で売買が行えます。

引受け業務の制度の違いはつまらない話なのでこの詳しい記述は機会があったときにまた書くとして、イメージとして理解しておたほうがいいと思うのは、今回のフェイスブックは10年に一度の巨大な商品であったために証券会社としてもこれがもし在庫として大量に残っては自分の首を絞めるだけであり、そのためには昨日までマーケットが崩れないことへの方策をあれこれ考えていた可能性はあるかと思います。

実際に、昨日以前にフェイスブック株を手にした機関投資家たちが株を売却できないように証券会社との間でflippingと呼ばれる売却規制契約を交わしていることは伝わっており、どちらかといえば証券会社の努力の元でヘッジファンドなどを規制し巨大なIPOに向けNY株式市場全体を激しく荒せない努力がなされたのかもしれないといえるかもしれません。

さて今週の日経平均は、木曜日にやっぱりの上昇後、金曜日に倍返しで安値引け。日経平均は週足では26週移動平均線がまだ上向きも、ドル建て日経平均では26週移動平均線が下向きに転じており、週足ベースでの下落が示唆されています。

昨日までとにかくかばんの中身を空にしろとばかりに売っていた外国人が、明日になれば今度は再度株券を買い集めるとは考えにくく、その間には時間の経過が必要になってきます。>>>>Ranking

巨大な船の舵が切られ始めていると刷るならば、再度向きを変えるには小型船舶以上に力と技と時間が必要であり、大統領選挙が目の前に迫る頃に対処するのかしないのか。ただ、票が集まれば政府も無理な努力の必要もないわけで、その上投資家はもう口先だけの動きには騙されるわけでもなく、株価が半年先を見る生き物ということからすればその雰囲気が出てきてもおかしくありません。

今週の日経はドル建てで見るのが一番適当にわかるはずで、昨日の終値が今年前半の上昇の基点となった1/20の週の安値を割り込んだことで、それ以前、つまり年末までの彼らの見方に戻ってきたことが明確になっています。>>>>Ranking

日経だけでなく、香港市場や韓国市場でも同じく、特に韓国は年初来安値を更新。CMEでは8550円と先月から見れば1000円安で終えています。
外人が買わない時間ではどんなに好材料があっても反発力には限界があることは半年前に学習したはずで、個人投資家は意外と冷静にうまく立ち回ったのかとも思います。

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兜 昇一郎兜昇一郎  at 08:38  |  この記事をクリップ! 週末シリーズ  

本日のまとめと明日への戦略

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日経平均は8500円台もあり、ほぼ先月BOXを形勢していた9500円前後から1000円下げてきました。

価格で見れば昨年末までの価格であり、円建てでも全て戻ったことになります。そろそろ下げ止まりと言っていればいつかは下げ止まりますし、また、本来は上昇トレンドと言えば、そのうちそうなるでしょう。

ただ、昨年その言葉に痛めつけられている経験が新しいだけに、今回は株を懐にしまいこんだままじっとしているという投資家は少ないようで、逆に持ち続けているのは前回うまく立ち回れた層が多いのかもしれません。

方向性は大きな船の舵できまりますから世界最大のマーケットであるNY市場に逆らうことは出来ませんが、東京市場のような小型の船は立ち回りも早いことで今回は早めに動き、先に帰港しただけです。>>>>Ranking

前回の学習があることで、個人投資家も再度のムードになればその事象から察知することもどの程度の幅が出てくるかも体験している分、日経平均が9600円からわずか数日で1000円下げても誰も驚かないようになっているようで、虎視眈々とそれでいて余裕を持って見守っているように思います。

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兜 昇一郎兜昇一郎  at 19:22  |  この記事をクリップ! 本日のまとめと明日への戦略  

本日の相場のポイント

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NY株式市場は大幅安であると共に、ニューヨーク証券取引所、アメリカン証券取引所、ナスダックの3市場の出来高は約82億5000万株とここ数日と比べると大商いになっています。

下げの過程で出来高を作ることでまさに株式市場からの逃避が鮮明であり、世界最大のマーケットは大きな船のようなものですから、一旦舵をそちらに切れば小回りが効かず、ゆっくりとその方向から加速を見せることが伺えます。>>>>Ranking

昨日「世界各国で次々と港に戻ってきており、昨年5月の欧州危機が叫ばれてリスクオフムードが台頭したレベルの株価になっています。」と書いていました。
同時に「だいたい一巡したというところでも、じゃあ買うかとはイコールになりにくいはずです。」とも書いていました。

東京市場はNY市場に比べて小さい船ですから小回りも効きますし瞬発力もあります。しかし、巨大な船に真っ向勝負を挑めるわけでもなく、東京市場での反発期待はNY市場が巻き起こす大きな波の方向に逆らうことはできないはずです。>>>>Ranking

港に戻ってきているという言葉でまとめていますが、2009年以降、帰港したのは以下の通り3回あります。
2009/8月-12月、2010/5月-9月、2011/9月-1月。
この期間全て5ヶ月。アノマリー的なものと感じる方も多いかと思いますが、国内市場ではほぼ信用の期日明けがメドと重なってきます。

フェイスブックのIPOが目前になってそのための換金売りといわれて来ましたが、すくなくとも東京市場には大きな関係はない話です。

4月分までを発表していた米国の経済指標はいいので云々というのは、5月分の先行指標である昨日の「5月フィラデルフィア連銀業況指数8カ月ぶり低水準」で打消し。
米国の経済指標はいいので、フェイスブックのIPOが、6月の米雇用統計が、ときっかけを探し回っているようですが、大きな船の舵が切られているだけになかなか反対に切るにはチカラが必要なようです。>>>>Ranking

小ネタよりも習性の方に興味を感じますし、大ネタならユーロドルの動きがもっとも気になります。

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兜 昇一郎兜昇一郎  at 08:30  |  この記事をクリップ! 

本日のまとめと明日への戦略

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昨日「世界各国で次々と港に戻ってきており、昨年5月の欧州危機が叫ばれてリスクオフムードが台頭したレベルの株価になっています。」と書いていました。
だいたい一巡したというところでも、じゃあ買うか!とはイコールになりにくいはずです。

昨日までは「もう株なんかもってらんねぇ!」とばかりにかばんの中の株券を売って、たった一日でコロッと変わるとはほとんどの人がもう知っているはずで、勢いがいいのは、K氏頼みの面々だけではないでしょうか。

時間を考えずに見ていれば水準的にはまあそろそろであっても、株価と時間の掛け算となれば違いが出て、投資尺度で判断が分かれるところにきているとはいえますが。

フェイスブックのIPOが目前になって、そのための換金売りといわれていますが、果たしてそのための売りだったのか。すくなくとも東京市場には大きな関係はない話であって、それよりも今晩のユーロドルの動きの方が興味があります。

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兜 昇一郎兜昇一郎  at 18:43  |  この記事をクリップ! 本日のまとめと明日への戦略